【YOKACHORO PB 日本酒】Tri -トリ- 生酒 《数量限定》お一人2本まで
【YOKACHORO PB 日本酒】Tri -トリ- 生酒 《数量限定》お一人2本まで
【YOKACHORO PB 日本酒】Tri -トリ- 生酒 《数量限定》お一人2本まで
¥3,960 SOLD OUT
【こちらは生酒のページです ※生酒は数量限定となり、お一人2本までとさせていただきます】
火入れはこちら→https://yokachoro.theshop.jp/items/87652198
YOKACHORO FOOD BASE のPBとして丹波・山名酒造にて委託醸造いただいた日本酒、
「Tri -トリ-」が出来上がりました。
ラテン語で「3」を意味する「Tri」
これからたくさんの広がりの中で味わいを重ねていくお酒となるであろうと信じて、その起点として記しました。
また、僕たちがお米を育てる、鳥飼という場所の地名からもいただいています。
長い文章になりますが、以下、「Tri -トリ-」についての説明書きとなります。
読んでいただければ幸いです。
※裏ラベルが「黒=生酒」、「白=火入れ」となります
--------
《お米について》
淡路島・五色町鳥飼にあるYOKACHORO店舗
その隣の田んぼで育てられる「亀の尾」。
全て手植え、手除草、無農薬・無肥料で、
はざかけをして天日干しで乾燥。
窯元「樂久登窯」西村昌晃、レストラン 「食のわ」神瀬聖、
「YOKACHORO FOOD BASE」角田大和の
鳥飼をメインフィールドにする3人を中心に田んぼの管理・栽培をしています。
収穫後の藁は
1000年続く、鳥飼大祭の大綱・しめ縄に使われ、
その藁を焼いたあとの藁灰は、
樂久登窯・西村さんの手で釉薬として生まれ変わり、
鳥飼の土と合わさり酒器となります。
ファーストヴィンテージとなる今回のR5BYには、
この「亀の尾」を主体として、
角田の友人農家「ramo」こと山本直樹が育てる「京都旭」をブレンド。
兵庫県・三田市で、無農薬・無肥料での栽培11年目。
はざかけをして天日干しで乾燥させた、ramoちゃんの魂籠るお米です。
お米のブレンドによる、人と土地の交わり
酌み交わす酒の関係性の広がり
人と土地を想う味わい深さ
を楽しむお酒になるように。
お米づくりの楽しさ、厳しさ
お酒となることの尊さと有り難さ
を分かち合い、人と繋がりながら広がるお酒となるように。
《醸造について》
兵庫県丹波市の山名酒造にて、
木桶仕込みの生酛造りで醸造。
当初の自分の希望としては、
燗酒にしても伸びが良く、糖度も低くなるようなキレのいい酒を目指したい
ということからレシピを起こしてもらいました。
亀の尾は、暑さと水不足の影響からか、
前年度よりも作付け面積を増やしたにも関わらず、
収量が思うようにいかずむしろ減り、
量の問題もあって色彩選別をかけず、醸造に入りました。
ramoちゃんの旭は流石の美しさ。
ここ数年の不作やたくさんのチャレンジ、試行錯誤を聞いている分、
お米を分けてもらえるだけで、少し涙腺が緩みます。
酛を立ててからの1ヶ月はゆっくりと進んでいたものの、
後半戦でとてもパワフルな発酵をみせ、溶けも非常に良く、予定よりも1週間ほど早い絞りとなりました。
なぜかはわかりませんが、山名酒造の今までのお酒の中でもトップの酸度となったようです笑
味わいはというと、
色選をかけないことで雑味が出たりするのではという不安もなんのその、
生酒は想像以上にクリアでグラス映えのする出来上がりに。
火入れは、瓶詰直後は荒々しくまとまりのない雰囲気でしたが、
6月20日現在、まとまりが出てきて、ひやでも美味しく、
加水して燗をつけるとグイグイ伸びるようになりました。
-スペック-
酒米:亀の尾 60% 京都旭40%
精米歩合:80%
アルコール:16.4度(原酒)
日本酒度 +2
酸度2.3
アミノ酸度1.9
グルコース0.46
醸造手法:蔵付酵母、生酛酒母、木桶仕込
《価格についての想い》
四合瓶で1本3,300円(税抜)と、日本酒にしては少しお高めとなる価格には、自分なりの想いがあります。
昔のように大規模に酒米を育て、大量の酒米を酒蔵がしっかりと受けとめ(買い取り)、
お酒造りをしていく構造の中での「酒米の価格設定」は、
日本酒の市場規模、農家の数や耕作面積、どちらも縮小傾向にある中、
昔と同じ酒米の価格設定では成り立たない場合も増えると考えています。
土地の条件や農家個人の考え・哲学にもよりますが、
小規模な農家の場合、規模や手間の問題から、酒米の価格では折り合いがつかないことが多い。
大きな農業もとても大切ですが、
僕個人としては、小規模ながらも、タネの多様性を守り(楽しみ)つつ、
そのタネの個性や味わいをとことん追求する農家さんを見るのが好きで、
料理や加工品をやっている自分のポジションとしても、
そういう規模の生産者の方たちと並走する位置にあります。
そういったお米を、
お酒造りに使うからと価格を調整する(お酒の価格からお米の価格を決める)のではなく、
飯米と同じように生産者目線から決めた価格で買いとった上で、
醸造に携わってくれる酒蔵、共にこのお酒の価値を伝えてくれる酒販店や飲食店、
このお酒に関わってくれる全ての立場の人が持続可能な酒造りにしたい
という想いで、価格設定をしています。
また、
「精米歩合」や「品評会のような味の基準」、「希少性」や「ブランディング」
で決められる価値に軸足を置くのではなく、
造り手(栽培&醸造)・売り手・注ぎ手・飲み手の「関係性(人・土地)」や
その「コミュニティ」を映し、繋ぐものとしての価値に主軸を置いたお酒にしたい
という想いから出来上がったお酒です。
ぜひ、この輪に入っていただけると嬉しいです。
《取り扱い酒販店》
淡路島
・YOKACHORO FOOD BASE
※生酒の取り扱いは当店のみとなります
鎌倉
・鈴木屋酒店|神奈川県鎌倉市由比ガ浜3丁目6-19
広島
・田中商店|広島県福山市沼隈町719-1
岡山
・奉還町山金リカーズ|岡山県岡山市北区奉還町2丁目4-13
高知
・サケとサカナ ヒナタ|高知県高知市上町1丁目5-12
火入れはこちら→https://yokachoro.theshop.jp/items/87652198
YOKACHORO FOOD BASE のPBとして丹波・山名酒造にて委託醸造いただいた日本酒、
「Tri -トリ-」が出来上がりました。
ラテン語で「3」を意味する「Tri」
これからたくさんの広がりの中で味わいを重ねていくお酒となるであろうと信じて、その起点として記しました。
また、僕たちがお米を育てる、鳥飼という場所の地名からもいただいています。
長い文章になりますが、以下、「Tri -トリ-」についての説明書きとなります。
読んでいただければ幸いです。
※裏ラベルが「黒=生酒」、「白=火入れ」となります
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《お米について》
淡路島・五色町鳥飼にあるYOKACHORO店舗
その隣の田んぼで育てられる「亀の尾」。
全て手植え、手除草、無農薬・無肥料で、
はざかけをして天日干しで乾燥。
窯元「樂久登窯」西村昌晃、レストラン 「食のわ」神瀬聖、
「YOKACHORO FOOD BASE」角田大和の
鳥飼をメインフィールドにする3人を中心に田んぼの管理・栽培をしています。
収穫後の藁は
1000年続く、鳥飼大祭の大綱・しめ縄に使われ、
その藁を焼いたあとの藁灰は、
樂久登窯・西村さんの手で釉薬として生まれ変わり、
鳥飼の土と合わさり酒器となります。
ファーストヴィンテージとなる今回のR5BYには、
この「亀の尾」を主体として、
角田の友人農家「ramo」こと山本直樹が育てる「京都旭」をブレンド。
兵庫県・三田市で、無農薬・無肥料での栽培11年目。
はざかけをして天日干しで乾燥させた、ramoちゃんの魂籠るお米です。
お米のブレンドによる、人と土地の交わり
酌み交わす酒の関係性の広がり
人と土地を想う味わい深さ
を楽しむお酒になるように。
お米づくりの楽しさ、厳しさ
お酒となることの尊さと有り難さ
を分かち合い、人と繋がりながら広がるお酒となるように。
《醸造について》
兵庫県丹波市の山名酒造にて、
木桶仕込みの生酛造りで醸造。
当初の自分の希望としては、
燗酒にしても伸びが良く、糖度も低くなるようなキレのいい酒を目指したい
ということからレシピを起こしてもらいました。
亀の尾は、暑さと水不足の影響からか、
前年度よりも作付け面積を増やしたにも関わらず、
収量が思うようにいかずむしろ減り、
量の問題もあって色彩選別をかけず、醸造に入りました。
ramoちゃんの旭は流石の美しさ。
ここ数年の不作やたくさんのチャレンジ、試行錯誤を聞いている分、
お米を分けてもらえるだけで、少し涙腺が緩みます。
酛を立ててからの1ヶ月はゆっくりと進んでいたものの、
後半戦でとてもパワフルな発酵をみせ、溶けも非常に良く、予定よりも1週間ほど早い絞りとなりました。
なぜかはわかりませんが、山名酒造の今までのお酒の中でもトップの酸度となったようです笑
味わいはというと、
色選をかけないことで雑味が出たりするのではという不安もなんのその、
生酒は想像以上にクリアでグラス映えのする出来上がりに。
火入れは、瓶詰直後は荒々しくまとまりのない雰囲気でしたが、
6月20日現在、まとまりが出てきて、ひやでも美味しく、
加水して燗をつけるとグイグイ伸びるようになりました。
-スペック-
酒米:亀の尾 60% 京都旭40%
精米歩合:80%
アルコール:16.4度(原酒)
日本酒度 +2
酸度2.3
アミノ酸度1.9
グルコース0.46
醸造手法:蔵付酵母、生酛酒母、木桶仕込
《価格についての想い》
四合瓶で1本3,300円(税抜)と、日本酒にしては少しお高めとなる価格には、自分なりの想いがあります。
昔のように大規模に酒米を育て、大量の酒米を酒蔵がしっかりと受けとめ(買い取り)、
お酒造りをしていく構造の中での「酒米の価格設定」は、
日本酒の市場規模、農家の数や耕作面積、どちらも縮小傾向にある中、
昔と同じ酒米の価格設定では成り立たない場合も増えると考えています。
土地の条件や農家個人の考え・哲学にもよりますが、
小規模な農家の場合、規模や手間の問題から、酒米の価格では折り合いがつかないことが多い。
大きな農業もとても大切ですが、
僕個人としては、小規模ながらも、タネの多様性を守り(楽しみ)つつ、
そのタネの個性や味わいをとことん追求する農家さんを見るのが好きで、
料理や加工品をやっている自分のポジションとしても、
そういう規模の生産者の方たちと並走する位置にあります。
そういったお米を、
お酒造りに使うからと価格を調整する(お酒の価格からお米の価格を決める)のではなく、
飯米と同じように生産者目線から決めた価格で買いとった上で、
醸造に携わってくれる酒蔵、共にこのお酒の価値を伝えてくれる酒販店や飲食店、
このお酒に関わってくれる全ての立場の人が持続可能な酒造りにしたい
という想いで、価格設定をしています。
また、
「精米歩合」や「品評会のような味の基準」、「希少性」や「ブランディング」
で決められる価値に軸足を置くのではなく、
造り手(栽培&醸造)・売り手・注ぎ手・飲み手の「関係性(人・土地)」や
その「コミュニティ」を映し、繋ぐものとしての価値に主軸を置いたお酒にしたい
という想いから出来上がったお酒です。
ぜひ、この輪に入っていただけると嬉しいです。
《取り扱い酒販店》
淡路島
・YOKACHORO FOOD BASE
※生酒の取り扱いは当店のみとなります
鎌倉
・鈴木屋酒店|神奈川県鎌倉市由比ガ浜3丁目6-19
広島
・田中商店|広島県福山市沼隈町719-1
岡山
・奉還町山金リカーズ|岡山県岡山市北区奉還町2丁目4-13
高知
・サケとサカナ ヒナタ|高知県高知市上町1丁目5-12